食品表示の違い「ゼロ」VS「オフ」
2011.05.13
最近スーパーなどで販売さている食品に「○○○ゼロ」や「○○オフ」といった表示をよく見かけるようになりましたが、「ゼロ」や「オフ」表示の違いとは?
食品に写真のような表示をよく見かけます。
◆表示の違い◆ (食品100gあたり、飲料100mlあたり)
★「ゼロ、無、ノン、レス」
食品、飲料ともに 【エネルギー】5kcal未満 【脂質】0.5g未満 【糖類】0.5g未満
★「オフ、低、ひかえめ、少、ライト、ダイエット」
食品【エネルギー】40kcal未満 【脂質】3g未満 【糖類】5g未満
飲料【エネルギー】20kcal未満 【脂質】1.5g未満 【糖類】2.5g未満
(参照※厚生労働省 健康増進法 第31条「栄養表示基準に基づく栄養成分表示」)
例)今回は糖類を比べてみましょう。
500mlペットボトル飲料1本を「ゼロ表示飲料」と「オフ表示飲料」でエネルギーと糖類含有量を最大と仮定して比べてみました。
「ゼロ表示飲料」のエネルギー25kcal、糖類2g
「オフ表示飲料」のエネルギー95kcal、糖類12g(右写真のスティックシュガーは1本3g)
の中に です
ちりも積もれば何とやら・・・。
“オフ”だからといって食べ過ぎ・飲み過ぎには注意が必要ですね。