MikiLuce

化粧品について

成分表示とは

化粧品のパッケージには
情報が沢山!

「お肌に合った化粧品」とはどんな化粧品のことでしょうか。 「お肌のお悩みに応じた化粧品」をどのように選べばよいのでしょうか。

そのヒントは化粧品のパッケージに隠されています。 あなたは化粧品のパッケージをじっくりと見たことがありますか?

「アルコールフリー」、「無香料」のような化粧品の特徴などとともに、 パッケージには含まれている「全ての」成分が載っています。(医薬部外品は除きます。)そのため、成分表示を上手に利用することで

  • 自分のお肌に合わない成分を避けて化粧品を選ぶことができます。
  • 自分のお悩みに合った化粧品を選ぶことができます。

化粧品に含まれる成分を知って、あなたにぴったりの化粧品を見つけましょう。

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化粧品の感触を決める
成分とは?

化粧品には、いろいろな感触の製品がありますね。

  • シャバシャバした水のような化粧水
  • とろりとして肌になじむ乳液
  • なめらかに伸びてお肌を柔らかくするクリーム
  • 薄く膜を張るようなオイル

これらの違いで、使いやすさや心地のよさ、また浸透性や保水力も変わります。

この感触は、化粧品のベースとなる3種類の成分「水分」、「油分」、「それらを混ぜ合わせる成分」 この割合で決まります。これらを「水性成分」、「油性成分」、「界面活性剤」と呼びます。

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出典:写真AC

化粧水 ほとんどが水分
乳液 水分が一番多いが、油分も含み、水と油が分離しないように界面活性剤が入っている
クリーム 水分と油分が半々くらいで、界面活性剤も入っている

配合割合が変わるだけで全く違う化粧品になってしまいます。
このベース成分は、化粧品重量の約70~90%を占めています。 そのため、お肌の状態に合わせて化粧品を選ぶときに、ベース成分を見ることはとても大切です。

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肌悩みに応じて取り入れてみたい!
美容成分

  • 肌にハリを与える
  • 乾燥による小じわを目立たなくする
  • 日やけによるシミ・そばかすを防ぐ
  • 年を重ねた肌に潤いを与えるエイジングケア

このようなキャッチコピーを参考にして化粧品を選ぶことも多いのではないでしょうか。
化粧品には、その商品に特徴を持たせるための成分が配合されていることが多いのですが、これを「機能性成分」または「美容成分」と呼びます。
配合量は少なくても、お肌を健やかに保ってくれる成分です。
美容成分の特徴を知って、あなたのお悩みに合った成分を上手に取り入れたいですね。

とはいえ、同じ成分でも名称が複数あるなど、読み解くのが難しいのが化粧品成分です。
わからないことがあれば薬剤師などの専門家に相談してみましょう。

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出典:写真AC

縁の下の力持ち!
化粧品の品質を支えるのは?

化粧品は作られてから一般に3年間、品質が維持されることを確認してから発売されます。
お肌を健やかにするために使う化粧品が、お肌に負担となってしまっては意味がありません。
ですから「品質を保つための成分」はある意味では「美容成分」よりも重要なポイントと言えます。

化粧品には、変色や分離などにより成分が変化しないよう、例えば次のような成分が入っています。

  • 防腐剤
  • 増粘剤
  • 酸化防止剤

これらは全て、化粧品を安心安全に使うために必要な成分なのです。

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出典:写真AC

化粧品広告に
惑わされないために

「防腐剤は必要な成分です」と言われても、どうしてもマイナスのイメージが拭えない方もいるかもしれません。このイメージは、防腐剤不使用をうたった化粧品があることと関係しています。
パラベン不使用」、「着色料不使用」、「界面活性剤不使用」など、その化粧品の特徴を表す用語が、対象の成分にマイナスイメージを植え付けてしまいます。言葉のマジックですね。

どんな成分でもお肌に合わない可能性はありますので、お肌の敏感な方は気を付けた方がいいですし、アレルギーのある方は専門家に相談して選ぶと安心です。
お肌に刺激となりやすいため注意して使った方が良い成分もあります。

ですが、日本の化粧品基準は世界と比べてもとても厳しく、配合してはいけない成分や、濃度の上限が細かく決められています。品質が保たれていることを確認していますので、過剰な心配をすることはありません。
広告のイメージだけで商品を選ばずに、一人一人に合った成分を選ぶことが大切なのです。

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出典:写真AC

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