こんにちは ミキ薬局管理栄養士の畠山です
梅雨を前に、爽やかな天候が続いています
外に出て軽運動を行う機会が増した方も多いのではないでしょうか?
歩行運動も、安全で健康増進効果が高い立派な運動です
そこで本日は、運動を行う際の水分補給のタイミングについてご案内します
ズバリ、「運動前」「運動中」「運動後」がおすすめです
少しずつ、こまめに、がポイントです
成人の体内の水分量は、体重の50~60%台です
この水分量のうち、
たった1%を発汗で失うことで、体の動きが鈍りはじめます
2%を失った頃から、喉の乾きを感じ、体の動きのキレや持久力が低下します
3~4%を失うと、疲労感が増し、集中力が低下し、明らかに運動に影響が出始めます
5%以上を失うと、脱水症状が現れはじめ、健康や生命に危険が生じます
例えば体重60kgの方の体水分は約30~40kgです
(年齢が進むにつれて水分の割合は低下します)
このうち2%、約600~800g程度の水分を失うだけで、
運動効率は低下してしまいます
喉の渇きを感じた際には既に体内の水不足が進んでいる状態なのです
水分補給は運動前から行い、安全に、快適に、健康増進効果の高い状態で
体を動かすようにしましょう