たべ新聞

　こんにちは！

　ミキ薬局　管理栄養士の田野です。

　6月のテーマは「シソ」です！！！

　毎年この時期になると、

　赤しそを八百屋さんやスーパーで目にする機会が増えますね♪

★蘇りの葉っぱ「シソ」物語★

　シソを漢字で書くと「紫蘇」と書きます。 

　この漢字の由来はというと・・・

　むかしむかし、中国に1人の少年がいました。
　ある日、魚を食べてひどい食中毒になり、顔色がみるみる紫色に変化していきました。

　そんな時、村人の1人が少年を助けようと、ある葉っぱをもってかけつけてきました。

　この葉っぱは、以前この町を訪れたお医者さんにもらったものでした。

　葉っぱを少年に与えたところ、なんと・・・・命が蘇ったそうです！

　そして、その葉を「紫蘇（シソ）」と名づけました。

　以来、魚や海産物の毒を消すものとして重用されるようになりましたとさ。

　これはあくまでも漢字の由来の話の1つですが、

　「シソ」には下のような良い成分を含んでいます。

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★シソの代表成分★

　①香り成分「ペリルアルデヒド」

　夏場の食欲がないときに重宝するシソですが、実はこの香りがカギです♪

　胃液の分泌を高めてくれ、消化を促進する働きがあります。

　また、漢字の由来の話にもあったように、強い「殺菌力」をもっています。

　お刺身などに添えてあることも多いですが、

　これはシソの殺菌力を利用して食中毒などから食材を守るために使われています。 

　夏場の練習を頑張るためにも、

　食欲があること・食中毒にならないことは非常に大切なので、

　上手に「シソ」を料理に取り入れてみましょう！

　②話題の脂肪酸「不飽和脂肪酸（α‐リノレン酸）」

   アマニやエゴマについて、度々たべ新聞でもご紹介してきましたが、

　シソ科の植物には、α－リノレン酸が多く含まれています。

　血液中の中性脂肪を下げ、血液をサラサラにしてくれる働きがあります。

　食事や栄養の情報に敏感なスポーツ選手も多く取り入れており、

　ハードなトレーニングやケガによる体の炎症も和らげてくれるといわれています♪

　③スポーツ選手に必須の抗酸化力をもつ「β‐カロテン」

　β‐カロテンはカロテノイドの一種で強力な抗酸化作用をもっています。

　β‐カロテンは、「にんじん」「ほうれん草」「かぼちゃ」などの緑黄色野菜にも多く含まれています。

　ちなみに、これらの野菜は油で調理すると体への吸収率がUPするので、是非試してみてくださいね♪

　屋外スポーツで紫外線を浴びる機会の多い選手には意識して補給してほしい成分です。

★「夏バテも吹き飛ぶ！！赤シソシロップ」のご紹介★ 

　この時期になると私も夏バテ対策として作っている”赤シソシロップ”のレシピをご紹介します！

　毎年、夏バテで食欲が落ちてしまうご家族のみなさんにいかがでしょうか？

　赤シソのきれいな色が出るので、目でも楽しめます♪

　※おすすめの飲み方＆食べ方としては、

　水や炭酸水（無糖）で割ると、爽やかな夏のジュースとして楽しめます。

　牛乳で割ると、甘酸っぱいヨーグルトドリンクにもなり、小さなお子様でもおいしく飲めるようになります。

　バニラアイスクリームにソースとして少しかけて、味の変化を楽しむこともおすすめです。

　※保存方法と消費目安

　必ず冷蔵庫（野菜室などがおすすめ）で保管し、1か月を目安に使い切りましょう！      

　だんだん夏が近づいてくると、ジュースを飲む機会も増えると思います。

　おうちで作ると、どのような材料で作られているのかも分るので、

　安心して飲むことができるのも良いですよね！

　是非、この時期だけの梅ジュースやシソジュースを楽しんでみてください☆ 

　それでは、また7月にお会いしましょう！！ 

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　ミキ薬局は、1FC川越水上公園（サッカークラブチーム）を応援しています!!

　皆さんも是非、ホームページをのぞいてみてくださいね♪
　http://www.sports-create.com/kawagoe-soccerschool/

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