たべ新聞

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健康のレシピ

冬の上手な水分補給②

2015.12.10

冬は空気が乾燥し、風邪をひきやすい季節です。

みなさん体調管理は万全ですか?

 

風邪をひき、発熱によって汗をかいたり、おなかをこわして嘔吐や下痢がある時、

体内では水分不足(脱水)が生じます。

時には命に関わる場合もありますので、緊急に、十分な水分補給をすることが大切です。

 

体液から水分を失うということは、ミネラルも一緒に失うということです。

もし、水分補給に水だけを一度にたくさん飲んだら・・・?

きっと、お心当たりのある方も多いと思います。

 

結果として、尿量が増え、水を排出してしまいます。

 

これは、一度に多くの水分が体内に入ってくることで体液の濃度が薄まり、

カラダが「濃さを元の状態に整えなくては!」という反応をするためです。

この状態では、せっかく摂った水分を体の外に出してしまい、

体内の水分不足(脱水)は解消されません。

 

さてそれでは、確実に水分を補給する必要がある脱水状態では、

どのように水分を摂ると良いでしょう?

 

答えは、

『ミネラルを体液と同じバランスで含んでいる飲み物を飲む』

です。

すると、体に入った際に体液の水分とミネラルのバランスが崩れないため、

体液濃度を調整する必要が無く、速やかに脱水が解消されます。

 

例えば、経口補水液やスポーツドリンクが、おススメの飲み物です。

 

けれども、これらの飲み物は、ナトリウムや糖分も含んでいるため、

体内の水分不足が解消された後も漫然と飲み続ける、という飲み方は

適していません。

 腎臓の働きの状態によっては、利用を避けた方が良い方もいます。

このため、脱水症状の場合に水分補給をする際は、最寄の薬局の薬剤師や、

管理栄養士、医師、看護師などに利用方法を確かめることをおススメします。

 

 

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