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【皮膚と栄養】1019 お肌の潤いを保つ成分⑨ 不溶性食物繊維:キチン&キトサン
2026.03.12
こんにちは、ミキ薬局管理栄養士 畠山です。
お肌の乾燥しがちな季節です。
そこで、体内からお肌の潤いを保つために役立つ 不溶性食物繊維 について数回シリーズでご紹介します。
不溶性食物繊維は水に溶けない性質で、腸内細菌には利用・分解され難く、腸内の不要物をからめ取り、便として排出する働きがあります。
これにより全身の約6割の免疫機能を担う腸の機能が整えられ、アレルギー反応の抑制などによって皮膚のコンディションを健やかに保ちます。
そして、皮膚のバリア機能が正常に機能し、潤いのあるお肌の維持につながります。
この不溶性食物繊維に分類される成分は数種あります。
その中から、今回は キチンとキトサン についてのご紹介です。

キチンは、植物だけでなく動物の身体構造を構成する成分でもあります。
エビ・カニ・昆虫などの身体を覆う固い甲羅や殻の主要成分であるほか、きのこをはじめとする一部の植物性食品にも含まれます。
そして、キトサンはキチンを分解した成分です。
なお、これらはアミノ酸の組合せにより構成される成分のため、他の食物繊維とは異なり炭水化物のグループには含まれません。
また、キトサンは水に溶けないものの、酸に溶ける性質があります。
腸管の中で胆汁酸に触れて溶け、胆汁酸の主要成分のコレステロールをからめ取り、腸壁から体内への再吸収を防ぐことが出来ます。
このことから、エビ・カニを原料とする加工食品製造の副産物として生じる殻を利用し、サプリメントが製造されています。
(キチンを分解し8割程度がキトサンに変化した状態のキチン・キトサン混合物が製品に利用されます。)
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