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【皮膚と栄養】1055 野菜ジュース
2026.05.25
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。
これまでの野菜の摂取量のご紹介に続き、今回は野菜ジュースについてのお話です。
日本では、野菜ジュースは野菜のグループに分類される食品です。
喉越しが良く、簡単にまとまった量を摂取できるため、野菜嫌いや多忙な方の栄養補給に重宝します。
そして野菜ジュースの原料となる野菜は、収獲直後の新鮮なうちに加工されます。
例えば、希釈し(薄めて)製品に使用するための濃縮野菜汁も、その加工品の一つです。
なお、食物繊維はジュースの搾り滓として多くが除かれるため、野菜に含まれるブドウ糖やショ糖(砂糖)等の糖は、腸からの吸収を妨げられることなく速やかに吸収されます。
このため、飲用後の血糖値の急上昇を招き易くなります。
例えば、ニンジン1本からコップ約1杯分のニンジンジュースが作られます。
1本のニンジンを料理として食べ切るには時間がかかりますが、ジュースを飲み終えるのはあっという間です。
このためニンジンやトマトなど糖分の多い野菜のジュースは、製品裏面の成分表で糖質量を確かめることをお薦めします。
ちなみに成分表の『炭水化物』は、糖質と食物繊維を合わせた分量です。
また、野菜ジュースのクセを抑え飲み易くするため、リンゴやかんきつ類の果汁を加えた製品も多いです。
果汁は野菜汁以上に糖分が多いため、野菜ジュースを選ぶ際は原材料表示欄の果汁添加の有無や、成分表示欄の糖質量を確認しましょう。
なお、スムージーは食物繊維を取り除かないものの、果物や甘味料の添加により糖質量が増えがちです。さらに野菜の組織の粉砕によって糖質の吸収が速まり、血糖値も速やかに上がり易くなります。
対策としては、消化時間の長い油脂(油やナッツ)やたん白質(牛乳など)を少量加える方法があります。
これにより、胃に長く留まる時間が長くなり、少量ずつ腸に送られて吸収されます。
*添加によってエネルギー(カロリー)は増えますので、加え過ぎには注意しましょう。
現代の多様な加工食品は、好みや利便性に応じて選ぶことが出来ますが、健康の保持にはその選び方や摂り方がとても重要です。
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