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【皮膚と栄養】1078 熱中症予防⑩ 熱中症とは? 脱水症とは? 

2026.07.29

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。

これまで数回にわたり、熱中症予防についてのご紹介をしました。

その対策として、水分補給の重要性について触れました。

そこで今回はこれまでの補足として、あらためて熱中症と脱水症の違いについて確認しましょう。

熱中症は『熱に中る(あたる)』、つまり体温調節が出来なくなることによって生じる症状です。

ふらつきや頭痛などがありますが、重度の場合は内臓や脳・中枢神経に重い後遺症を残す場合もあります。

対策として涼しい場所で休み、冷たい飲料を飲むなど、体を冷やす必要があります。

その際、発汗による体温を下げる機能に支障が生じている場合もあるため、速やかに体を冷やして脳・内臓へのダメージを防ぎます。

特に、首やももの付け、脇の下など、太い血管が通っている個所を重点的に冷やします。

                                   

そして脱水症は多量の発汗・嘔吐・下痢等で生じる脱水(体内の水とミネラルが失われる)によって生じる身体の不調です。

体重の2%相当の水(体重50kgの方の場合1kgの水分)を失った状態が軽度の脱水です。

のどの渇き・集中力低下・食欲不振を感じていたら、すでに軽~中程度の脱水に陥っています。

なお、加齢に伴いのどの渇きは感じにくくなる傾向のため、日常生活の中では、喉の渇きを感じる前から水分補給を行うことが推奨されます。

例えば外出前や、運動・入浴の前後、就寝前や起床時などのタイミングです。

脱水に陥り、暑くても十分に汗をかけなくなると、体内に熱がこもり熱中症に陥り易くなります。

このため、特に夏はこまめに水分補給を行い、十分に発汗に備えておくことが大切です。

また、流れるような多量の汗には、ナトリウムをはじめとするミネラルが多く含まれます。

このため、炎天下での活動の際等には、水と塩飴経口補水液やイオン飲料等によって水と塩分を併せて摂ることが望ましいです。

なお、食事で十分な塩分を摂っており多量の発汗は無いという場合は、これらは塩分の摂り過ぎとなるため不要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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