たべ新聞

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【皮膚と栄養】504 卵黄油

2023.09.08

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、卵黄油についてのお話です

卵はヒナが孵化するために必要な栄養がすべて含まれています

そして、脂質は全て卵黄に含まれています

この卵黄を真っ黒に炭化するまで炒り続けると油分がにじみ出てきます

これが卵黄油です

卵の滋養が濃縮されているとして、民間薬として重宝されました

なお、家庭で作るともうもうと煙がたち悪臭がするため、現在は健康食品としてカプセルに詰められたものが市販されています

卵黄油には、ビタミンAやレシチンが含まれます

ビタミンAは抗酸化作用のほか、細胞のターンオーバーを促しコラーゲンやヒアルロン酸などの産生を助け、健やかな皮膚をつくるための栄養成分として働きます

レシチンは細胞膜を作る大切な成分の『リン脂質』であり、化粧品成分としては角質層の水分量を増加させる保湿作用を目的として添加されています

紫外線やエアコンの冷風による夏の肌ダメージに、卵黄油由来のビタミンAやレシチンはおススメの栄養成分です

 

 

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