たべ新聞

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【皮膚と栄養】474 仏手柑(ブッシュカン)

2023.11.16

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます

日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します

今回は、仏手柑(ブッシュカン)についてのお話です

 

仏手柑は、手指のような形から仏様の手になぞらえた名称です

レモンと近縁のシトロンという柑橘類の変種です

ちなみにシトロンの別名を丸仏手柑といいます

包丁で切ってみると断面はほぼ白いワタ状の皮と種子のみで、果肉は見当たりません

味はほろ苦いだけなので生食はせず、糖分を加えてママレードや砂糖漬けにします

末広がりに開いた形が縁起が良いとして、日本ではお茶席やお正月の床の間飾りに用いる場合があります

そして仏手柑に含まれるポリフェノールの一種であるヘスペリジンには、末梢の血流促進や抗酸化、抗アレルギー作用があります

このため、例えばむくみや冷え対策を謳う機能性表示食品にも添加されています

化粧品成分としてはシトロン果汁エキスが皮膚コンディショニング剤、シトロン果皮油が香料として添加されています

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