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【皮膚と栄養】902 サプリメントの原料㉘ 食品添加物9

2025.08.18

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。

お肌や身体の健康のため食事の補いとして利用されるサプリメントは、食品に分類される製品です。

原材料の性質や機能を損なわずに形状や品質を保ったり、外観や風味を整える事を目的に、一般食品と同様に食品添加物が使用される事が多いです。

そこで田端店で販売中の製品の原材料表示をもとにその例をシリーズでご紹介します。

今回は食品の賞味期限消費期限のお話です。

賞味期限は、風味が損なわれず美味しく食べることの出来る期限

消費期限は、健康を損なわず安全に食べることの出来る期限

です。

各種加工食品の製造の際には、微生物が増殖・活動に不向きな

★水分量(加熱・乾燥・加糖・加塩等により微生物が自由に利用できる水を奪う)

★温度帯(冷蔵・冷凍)  酸素濃度(脱酸素剤・缶詰・瓶詰) 酸度(PH調整)

の調整や★酸素★紫外線による品質劣化を防ぐために多様な加工技術が用いられます。

その手段の一つとして、食品添加物(保存料)による賞味期限・消費期限の延長の工夫が成されています。

そして、賞味期限や消費期限は、製品の製造元が品質の経時変化を科学的に検査した上で設定されます。

弁当や総菜のように日持ちしない加工食品には消費期限が、比較的長期間の保管が可能な調味料や加工食品・健康食品・サプリメントには賞味期限が記載されます。

(医薬品の場合は使用期限が記載されます。)

なお、賞味期限を過ぎても、まだ消費期限には達していません

このため、賞味期限を少し過ぎていても、品質的には安全に食べることが出来ます。

そして賞味期限・消費期限(・使用期限)は未開封状態を前提として設定されています。

開封後は、記載された期限に関わらず、(サプリメントは1日の目安量を、医薬品は1日の用法用量を守った上で)早めに食べ切る(使い切る)ようにしましょう。 

 

 

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