化粧品
【皮膚と栄養】980 鉄① 鉄のはたらき
2025.12.22
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。
数回にわたり、鉄についてのお話をします。
鉄は、血液中の赤血球の成分であるヘモグロビンや筋肉の成分であるミオグロビンを構成する成分です。
いずれの構成成分としても、たん白質と結合することによって身体組織にくまなく酸素を供給する役割を担います。
また、食事から摂ったたん白質をもとに、皮膚や歯茎や腱などの身体各所のコラーゲンの生成を促すはたらきもあります。
なお、厚生労働省による『国民健康栄養調査』では、不足しがちで注意を要する栄養成分として挙げられています。

鉄は動物性食品と植物性食品に幅広く含まれていますが、植物性食品に含まれる鉄の場合は人体への吸収率はあまり高くありません。
このため、1日3食の食事量の不足や食事内容の偏りが、鉄不足を招きます。
さらに加齢に伴う消化液の分泌の変化により、以前と同量の鉄を摂取しても吸収率に変化を生じる場合があります。
このため、鉄は特に『量』と『質』を意識し、工夫して摂取する必要があります。
化粧品
- 2025.12.22化粧品
- 【皮膚と栄養】980 鉄① 鉄のはたらき
- 2025.12.20化粧品
- 【皮膚と栄養】979 カルシウム④ 適量はどれくらい?
- 2025.12.19化粧品
- 【皮膚と栄養】978 カルシウム③ カルシウム豊富な飲食物
- 2025.12.18化粧品
- 【皮膚と栄養】977 カルシウム② 不足すると何が問題?
- 2025.12.17化粧品
- 【皮膚と栄養】976 カルシウム① 日本の土壌のカルシウム
- 2025.12.16ミキ薬局からのお知らせ
- 【田端店】イベント御礼
- 2025.12.15ミキ薬局からのお知らせ
- 【田端店】15日と16日 イベントを開催中です
- 2025.12.13化粧品
- 【皮膚と栄養】975 たんぱく質の摂り方⑱ たんぱく質の名の由来
- 2025.12.12化粧品
- 【皮膚と栄養】974 たんぱく質の摂り方⑰ たん白質と食物アレルギー
- 2025.12.11化粧品
- 【皮膚と栄養】973 たんぱく質の摂り方⑯ いつ摂ると良い?









