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【皮膚と栄養】1014 お肌の潤いを保つ成分④ 水溶性食物繊維:β‐グルカン
2026.02.19
こんにちは、ミキ薬局管理栄養士 畠山です。
お肌の乾燥しがちな季節です。
そこで、体内からお肌の潤いを保つために役立つ成分である『食物繊維』について、数回シリーズでご紹介します。
今回は、水溶性食物繊維である β‐グルカン についてのお話です。
まず、グルカンとは幾つものブドウ糖が連なって結合したものです。
ヒトが消化(分解)出来るグルカンをα‐グルカンといい、腸壁から吸収してエネルギー源として利用できます。でんぷんやグリコーゲンなどがその例です。
これに対してβ‐グルカンは、消化(分解)・吸収・利用が出来ないため、食物繊維に分類されます。酵母・キノコ・海藻・穀類等々の細胞壁を構成する水溶性食物繊維です。
そして β‐グルカン は、舞茸・昆布・大麦(麦飯に用いる『押麦』や麦茶)・えん麦(『オートミール』等の加工品)等に特に豊富に含まれています。

腸内細菌が水溶性食物繊維をエサとして利用(発酵)すると、代謝産物として短鎖脂肪酸が作られます。
短鎖脂肪酸には酢酸や酪酸、プロピオン酸などの種類があり、大腸の腸壁の栄養源となり腸内環境を整えます。
また、腸壁から吸収され全身のエネルギー源としても利用されます。
(腸壁から吸収するエネルギー源の2~10%を占めるとされています。)
さらに腸内を酸性に傾けることで悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整えたり、腸壁に適度な刺激を与えて便通を促します。
なお、水溶性食物繊維の多くは微生物にエサとして利用される(発酵)割合が高いため、それらは『高発酵性食物繊維』に分類されます。
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