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【皮膚と栄養】905 防災とお肌の健康③ 体の水分量と皮膚
2025.08.21
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
『防災とお肌の健康』というタイトルでのお話です。
いったい、防災とお肌にどんな関係があるの?
災害時には、命の安全が第一で、お肌の状態は二の次、三の次では?
・・・と、不思議に思われた方が多いのではないでしょうか?
実際には、皮膚のコンディションと身体の健康状態は密接に関わり合っています。
その一例として、皮膚は体内の水分量のバロメーターとして機能します。

私達の身体の6割以上は水分で構成されていますが、2%の減少で喉が渇き始め、運動能力が低下します。
3%の損失では強い喉の渇きを感じ食欲が落ち、4%以上失うと脱水症状に陥ります。
体内の水分減少は便秘・脱水・熱中症を招くほか、血液の濃度が増すにつれ血圧に影響し、全身の血管壁や腎臓の血液ろ過機能にも負担を増すため、注意が必要です。
そして、体内から水分が失われるにつれて、皮膚はハリを失います。
特に非常時には食事量が減りがちで、普段であれば食物から摂取している水分量が大幅に減り、脱水症に陥り易くなります。
なお、脱水症の有無をチェックする簡易的な方法は幾つかありますが、そのひとつとして皮膚の状態の確認が大いに役立ちます。
その方法をツルゴールテストといいます。
次回に続く→
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