タバコの煙には種類があって、その煙がどのようなもので、周りの人にどういう影響を及ぼすのか知っていますか？

「もちろん、知っているよ！」という方もおさらいのつもりでお付き合いください。

今回は、タバコの煙と受動喫煙について簡単にお話してみたいと思います。

☆タバコの煙は、喫煙により吸い口から直接吸い込まれる「主流煙」と、火のついた部分から立ち上る「副流煙」に分けられます。

☆空気を汚染するタバコの煙は、主流煙と副流煙、さらに喫煙者が吐き出す「呼出煙」が混じりあった煙からなり、「環境タバコ煙」と呼ばれています。

☆主流煙は、フィルターを通ることにより有害物質の一部が取り除かれますが、副流煙はフィルターを通りません。多くの有害物質（ニコチン、タール、アンモニア、一酸化炭素）は、主流煙に比べて副流煙の方に約２倍から４倍以上多く含まれています。

☆「受動喫煙」とは、タバコを吸わない人が、喫煙者と同じ空間にいて、タバコの煙を吸い込んでしまうことをいいます。受動喫煙によって、病気にかかるリスクが高まることが分かっています。

　　家族に喫煙者がいる場合、非喫煙者でも肺がんで死亡する危険性が約２倍、また、子供が喘息といった呼吸器系の病気にかかりやすく、身長などの発育にも悪影響をおよぼすといわれています。

　　受動喫煙によって、喫煙者だけではなく周りにいる人にも影響がでることが分かっていただけたでしょうか？これからは、家族や周りにいる人の健康にも目を向けてみませんか？

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