化粧品
【田端スキンケア】皮膚と栄養㉖ 腎機能と皮膚
2021.08.05
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
皮膚の状態には体調・健康状態が影響します
私達は日々体に必要なものを取り込み、腸を経由した便(主に固形物)と
腎臓を経由したお小水(水・水溶性成分)により
体内で利用した後の不要物・老廃物を体外に排出しています
汗にも血液中の不要物・老廃物の成分が含まれるため
『デトックス(毒出し)』として積極的な発汗が注目されていますが
汗によって排出できる成分量は便やお小水に比較するとわずかです
(爽快感が得られ、ココロの『デトックス』には効果が期待できます)
このため腎機能低下が進むと、お小水で十分に排出しきれない成分が
しだいに血液中や皮膚などに蓄積します
すると、皮膚組織のかゆみを感じるとる場所を刺激し、脳にその信号が届き
かゆみを生じる一因となります
また水分制限や人工透析が開始されると、皮膚組織に供給される保水量が減少し、
乾燥し易くなります
角質層の保水量が低下すると、刺激に対するバリア機能が低下し
慢性的なかゆみや肌荒れを生じ易くなります
皮膚組織の乾燥は老若男女・健康状態を問わず、かゆみを招く最大の要因となります
洗い過ぎや摩擦、熱いお湯の使用などによる乾燥や刺激を防ぎ、十分な保湿をしましょう
また、飲食物からも最低限必要な水分量を確保し
脱水・利尿作用のあるアルコールやカフェインは控えましょう
飲食物・栄養成分の摂取も、過剰も不足も回避するようにします
(不足によっても、代謝により生じる不要物や老廃物が増えます)
このため適正な食事療法を実施する必要が有るのですが、自己判断は避け
必ず医療機関で専門家の指示・指導・アドバイスを仰ぐようにしましょう
たべ新聞
- 2025.10.10化粧品
- 【皮膚と栄養】939 麹
- 2025.10.09化粧品
- 【皮膚と栄養】938 カシューナッツ
- 2025.10.08化粧品
- 【皮膚と栄養】937 アーモンド
- 2025.10.07化粧品
- 【皮膚と栄養】936 食べる調味料
- 2025.10.06化粧品
- 【皮膚と栄養】935 リンゴ酢
- 2025.10.04化粧品
- 【皮膚と栄養】934 レモン
- 2025.10.03化粧品
- 【皮膚と栄養】933 魚醤
- 2025.10.02化粧品
- 【皮膚と栄養】932 香味野菜
- 2025.10.01ミキ薬局からのお知らせ
- 【2025年10月】田端店栄養相談のお知らせ
- 2025.10.01ミキ薬局からのお知らせ
- 【2025年10月】ミキ薬局各店で栄養相談を行っています