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【田端スキンケア】皮膚と栄養㉗ 肝機能と皮膚

2021.08.06

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

皮膚の状態には体調・健康状態が影響します

前回『皮膚と栄養㉖』では腎臓の働きに触れましたが、

肝臓もまた、皮膚の状態に関連性の高い臓器です

肝臓には

 ★食物から摂った栄養を利用し易い形に変える

 ★食物から摂った栄養を蓄える 

 ◆消化液(胆汁)を作る

 ◆体に有害な成分を無害な成分に作り替える   という大切な働きがあります

けれども肝機能が低下すると、これらが十分に機能しなくなります

すると、皮膚に関連するものとしては、次のような症状があらわれます

胆汁の排出が滞ると、胆汁の成分が血液中に入り、肌や白目が黄色くなります(黄疸)

 また、胆汁酸の中のある成分が、かゆみの原因になる場合が有ります

脂肪肝や初期の肝機能異常の際はてのひらに赤みを生じることがあります 

   これは肝臓で処理しきれなかったエストロゲンの血管拡張作用によって起こります

  他の場所で、皮膚の下に血管がクモの巣状に広がって見える場合もあります

血液中に増えた特定の成分が、皮膚にあるかゆみを感じ取る部分に作用し、

 脳にかゆみの信号を送ります

 すると、皮膚に異常が無くても脳が信号を受けることでかゆみを感じるようになります

 さらに、掻き壊しや、掻いた爪の間にある黄色ブドウ球菌により炎症が生じます

肝臓から皮膚への栄養供給や、皮膚からの老廃物の回収・代謝が滞ることで

 皮膚のコンディションが不良となり、角質乾燥バリア機能低下→湿疹、じんましん

 などの皮膚トラブルを招きます

 肝臓をいたわり、肝臓の病気の予防や回復をはかるには、

十分に休養し、バランスが良く適正な量の栄養を摂ることが基本です!

 

 

 

 

 

 

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