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【皮膚と栄養】683 食品由来の化粧品成分54 ペンタデシル酸(ペンタデカン酸) 

2024.09.21

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

化粧品成分には、食品に含まれる成分が抽出・精製され、広汎に利用されています

数回シリーズで、それらのご紹介をします

今回は飽和脂肪酸の一種であるペンタデシル酸(ペンタデカン酸)です

炭素数15個の長鎖脂肪酸で、主に乳・乳製品中の乳脂肪が、食品からの主要な供給源です

近年の研究では、

①細胞の小器官である『小胞体』のストレスを軽減させ、小胞体によるたん白質生成機能を円滑にする

②それにより、その細胞が構成する身体組織の状態を良好にする

といった機能があるとされています

特に、皮膚においては

③真皮層で生成されるコラーゲンが増え、肌のコラーゲンの密度が増す

ことが確認され、その機能性が注目されています

化粧品成分としては、細胞や肌バリア機能因子の賦活による小ジワ改善やエモリエントを目的として添加されます

(化粧品には乳由来ではなく藻類から抽出されたペンタデシル酸が使用されています)

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