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【皮膚と栄養】895 サプリメントの原料㉑ 食品添加物2

2025.08.08

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。

お肌や身体の健康のため食事の補いとして利用されるサプリメントは、食品に分類される製品です。

原材料の性質や機能を損なわずに形状や品質を保ったり、外観や風味を整える事を目的に、一般食品と同様に食品添加物が使用される事が多いです。

そこで田端店で販売中の製品の原材料表示をもとにその例をシリーズでご紹介します。

今回は食品にかたさや粘りを与える凝固剤や、増粘安定剤(糊料)についてです。

多くの種類があり、大まかに分類すると

①コンニャクや豆腐を固めるために加える灰汁やにがりなどの凝固剤

②カスタードクリームのとろみのように、とろみや粘りを与える増粘剤

 (例:コーンスターチやくず粉などのでん粉、グアーガム分解物)

③ゼリーや寒天やジャムのようにゼリー状に固めるゲル化剤

 (例:ゼラチン、寒天、ペクチン、グアーガム分解物等)

④成分を均一に保ち、水分の分離や型崩れを防ぐ安定剤

 (例:キサンタンガム、グアーガム分解物)

等があり、これらをまとめて増粘安定剤といいます。

なお、①のコンニャクや豆腐も、凝固剤によりゲル化するため、灰汁やにがりはゲル化剤とも考えられますが、ここでは食品衛生法に基づく分類に従います。

また、大豆レシチンや卵黄レシチンのように水溶性・脂溶性成分を均一に混和する乳化剤も、安定剤に準ずる目的で添加されます。

(例:マヨネーズの酢と油を、安定して混和させているのが卵黄のレシチンです)

 

                          次回のお話に続く→

 

 

 

 

 

 

 

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