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【皮膚と栄養】826 朝食の意義

2025.05.07

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

今朝は何を召し上がりましたか?

夕食から朝食までの間隔は約12時間あり、その間に消化器は安静状態に移行します。

すると内臓や体の深部の温度が下がり、深い睡眠の間に身体組織の新陳代謝が進みます。

そして夕食時に摂った糖質は睡眠中に消費され、起床時にはほぼ枯渇します。

なお、脳が通常利用する栄養素は糖質のみで、その量は全身の消費量の2割を占めます。

もし、朝食を抜いたり摂り方が少ないと、脳はたちまちエネルギー不足に陥ります。

脳はホルモン分泌調整等の生命活動を担う器官のため、その機能の保持は不可欠です。

このため、身体は筋肉を分解して糖に作り替え、脳の需要に応じます。

けれどもその結果、筋肉が減少するだけでなく、分解に伴う副産物も多量に生じます。

多量の副産物は血液により腎臓に運ばれて濾過され、体外に排出されますが、その際腎臓に大きな負担を与えます。

さらに、血液は就寝中の発汗によって起床する頃には濃くなっています。

このため、朝食で飲食物から十分に水分を補わないと、腎臓への大きな負担が昼食時まで持続することになります。

朝食を摂ることで糖質・水・筋肉の原料となるたん白質や、各種栄養素を十分に確保し、全身の機能や健康を保ちましょう。

なお、朝食にたん白質を摂るとで睡眠中に低下した体温が上昇し、身体機能・動作が円滑になる利点もあります。

これにより、身体のコンディションがいち早く反映され易い皮膚組織も、健やかな状態に導かれます!

 

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