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【皮膚と栄養】843 身体を守る機能② 体温 

2025.05.27

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

私達の皮膚や身体の健康は、さまざまな酵素の反応により新陳代謝や免疫反応が機能することで維持されます。

この酵素の働きは、体温が36~37度前後の時にもっとも活性が高まります。

けれども近年は、体温が35度台の低体温の方が増えています。

すると、酵素反応の低下によって組織の炎症・感染・変性(がん化・糖化・酸化)・老化などのトラブルが生じ易くなります。

このため、日常生活の中で次のような点を工夫し、適正体温の維持を心がけましょう。

 

①食事で十分にエネルギー源となる食品を摂る

糖質や脂質を十分に摂りましょう。

たん白質もエネルギー源の一つですが、筋肉や身体組織の原料として優先的に利用したい成分です。

たん白質のエネルギー消費を防ぐため、糖質や脂質を十分に摂りたいものです。

また、たん白質を摂ると、食事誘発性熱産生といって体温が特に上昇し易いです。

睡眠中に低下した体温を上げるため、朝食にたん白を摂ることは特にお勧めです。

②身体活動(特に有酸素運動)によって体温の上昇をはかる

食事によって摂取した糖質や脂質を、呼吸によって摂り込んだ酸素で燃焼すると熱が作り出されます。

このため、ウォーキングやサイクリングや軽いランニングなどの有酸素運動を行うことがお勧めです。

筋肉に刺激を与えることで、筋肉量の増加や減少予防もできます。

筋肉の原料となるたん白質を十分に摂った上で、身体活動を行いましょう。

③冷えを防ぐ

入浴は湯舟に浸かり、着衣やエアコンの温度設定を調節し、冷えを防ぎましょう。

 

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