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【皮膚と栄養】862 肉の種類と栄養⑦ 鶏肉

2025.06.20

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。

今回は鶏肉のお話です。

鶏は野生の鶏(野鶏)を家畜化したものです。

卵・肉・油・砂肝・レバー・骨(鶏ガラ出汁)を食用とする他、トサカの抽出コラーゲンや卵殻カルシウムは、スキンケア製品やサプリメントの原料に利用されます。

なお、鶏卵の黄色はエサに含まれるカロテン色素の量に比例して濃さが変わります。

また、皮を加熱して採った鶏油は常温では液体で風味があり、中華料理では調味料としても利用されます。

 

そして、肉は牛肉や羊肉に比べると色調や風味が淡泊です。

特にささ身肉や胸肉は低脂質で消化が良いため、十分に加熱調理し離乳食(すりつぶした状態で初期から利用可)や病人食に用られるほか、アスリートなどが筋肉を増やすための食事にも活用されます。

また、鶏胸肉には抗疲労作用や抗酸化作用のあるイミダゾールべプチドが豊富で、身体や皮膚を若々しく保つために役立ちます。 

なお、卵殻・内臓・肉には食中毒の原因菌であるサルモネラ菌やカンピロバクターが付着している場合があります。

このため、殻にヒビの入った卵の生食を避けるほか、卵は殻を割たら速やかに調理をして食べるようにしましょう。

そして、鶏肉を水洗いすると飛沫がシンク周りに付着し、後から調理する食材を汚染するおそれがあります。

肉は洗わずに調理をする共に、生食する予定の食材の調理や盛り付けは、鶏肉を扱う前に済ませましょう。

①鶏肉の十分な加熱調理 ②シンク周りの菌の付着防止と洗浄 ③手指の洗浄・消毒 

を心掛け、安全に美味しくいただきましょう。

鹿児島県では生(刺身)で食べる習慣があるため、2000年に独自の衛生基準が設けられました。

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