化粧品
【皮膚と栄養】863 肉の種類と栄養⑧ 鴨肉
2025.06.21
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。
今回は鴨肉のお話です。
狩猟による野生の(ジビエの)鴨肉がありますが、通常小売店に流通している鴨肉加工品(ロースト)の多くは合鴨(飼育される家禽のマガモやアヒルとの交雑種)です。
羽毛や肥大させた肝臓(フォアグラ)もとりますが、和洋中のジャンルを問わず古くから鴨肉料理が好まれています。
鴨肉は赤味が強く、脂がのる秋から冬には風味が充実します。
また、しっかりした風味には果実の甘味や酸味が相性が良く、ロースト料理にはオレンジ果汁やベリー類をベースとしたソースが添えられます。

鴨南蛮や鴨鍋、金沢の郷土料理『治部煮』(そぎ切りにした鴨肉に小麦粉をまぶし、郷土野菜と共に煮込むとろみのある煮物)なども、肉と脂の濃厚な風味で親しまれています。
栄養面では、旬の冬には脂がのって脂質量がふえるため、エネルギー(カロリー)が高くなります。
また、鉄分やビタミンB群が豊富で、特にビタミンB12の含有量が多いです。
ビタミンB12は赤血球の生成に不可欠で、鉄と共に貧血対策に重要です。
皮膚のすみずみにシッカリと酸素を届け、血色の良い健やかなお肌を保ちましょう!
健康のレシピ
- 2025.11.01ミキ薬局からのお知らせ
- 【2025年11月】田端店栄養相談のお知らせ
- 2025.10.31ミキ薬局からのお知らせ
- 【田端店】イベントご参加の御礼
- 2025.10.30化粧品
- 【皮膚と栄養】952 干し野菜
- 2025.10.29化粧品
- 【皮膚と栄養】951 冷凍野菜
- 2025.10.28化粧品
- 【皮膚と栄養】950 緑黄色野菜の特長と食べ方
- 2025.10.27化粧品
- 【皮膚と栄養】949 淡色野菜の特長と食べ方
- 2025.10.25化粧品
- 【皮膚と栄養】948 緑黄色野菜と淡色野菜
- 2025.10.24ミキ薬局からのお知らせ
- 【田端店】発酵素材調味料ご紹介イベント 好評につき実施期間延長のお知らせ
- 2025.10.23化粧品
- 【皮膚と栄養】947 1日分の野菜の量と内訳
- 2025.10.22化粧品
- 【皮膚と栄養】946 冬が旬の野菜









