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【皮膚と栄養】864 肉の種類と栄養⑨ 鯨肉

2025.06.23

こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。

今回は鯨肉のお話です。

鯨は、脂から採った鯨油は燃料に、餌を海水から濾す『ひげ』の柔軟性は釣り竿などに、そして鯨肉は貴重なたん白源として、多くの日本人の生活を支えてきました。

捕鯨が禁止され、調査捕鯨で獲った鯨肉のみが流通する期間が長かったですが、令和元年からは商業捕鯨が再開しました(捕獲量の規制は有り)

鯨肉は牛肉のような赤身肉が特徴で、竜田揚げ・大和煮・鯨汁のように醤油や味噌に生姜を効かせた濃い味付けが相性が良いようです。

               

また、薬味をタップリ添えた刺身も好まれます。

なお、鯨はアニサキスの最終宿主ですが、鯨の場合はアニサキスの寄生する場所は消化器で筋肉組織には基本的に存在しません。

このため、刺身にして生食をすることが可能です。

栄養面では、脂質は皮下脂肪の層に集中して分布し赤身肉に含まれる脂質が少ないため、畜肉に比べ高たん白・低カロリーです。

また、筋肉の赤色が濃いのはたん白質と結合した鉄が多く存在することによる発色です。

なお、鉄は酸化し易く肉の変色や風味の劣化を招き易いため、一般家庭で入手した際には速やかに調理することが望ましいです。

 

 

 

 

 

 

 

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