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【皮膚と栄養】866 肉の種類と栄養⑪ アヒル
2025.06.25
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。
今回はアヒル肉についてのお話です。
アヒルは野生の鴨(真鴨)を家禽として改良したものです。
中華料理の前菜のピータン(皮蛋)やパリパリの皮が美味しい北京ダック、フォアグラは、アヒルの卵・肉・肥大させた肝臓です。 羽毛も布団や衣類に利用されます。
なお、北京ダックで皮をしっかりと炙るのは、余分な脂を落とすためです。
このようにアヒルの皮や肉には脂質が多いため、淡泊な日本料理にはほとんど利用されることがありません。(真鴨と掛け合せによって肉質のより充実した『合鴨』の方が好まれます。)
なお、骨を丈夫にするビタミンDは脂溶性のため、皮の部分に多く含まれます。
また、日光浴をすることで皮下で作ることの出来るビタミンでもあります。
冬に日照時間の短くなる北京では、脂ののったアヒルの北京ダックが、ビタミンDの補給に最適な料理であったといえます。
そして同様に、紫外線対策として日焼け止めや日傘を利用する方にも、北京ダックや焼鳥のように鳥皮を食べたり青魚を皮ごと食べることが、ビタミンDの補給として大きな意義を持ちます。
ビタミンDはコラーゲン生成や新陳代謝を促し、骨だけでなく皮膚の健康も支える重要なビタミンです。
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