化粧品
【皮膚と栄養】882 サプリメントの原料⑧ 食物繊維
2025.07.18
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です。
お肌や身体の健康のため、食事の補いとしてサプリメントを活用する方が多いようです。
そして、これらのサプリメントの特長は、配合される原材料によって作られています。
そこで、田端店で販売中の製品の原材料表示をもとに、主な配合成分とその働きについて見てゆきたいと思います。
今回からは数回にわたり、食物繊維とその種類などについてご紹介します。

食物繊維は、植物・藻類・菌類の細胞壁や組織に蓄えている炭水化物、そしてエビ・カニなど甲殻類の殻などに含まれています。
・腸管内で糖質の吸収を緩やかにする
・有害物やコレステロールに吸着し、排出を促す
・便に水分を吸収させてカサやかたさを調整し、便通を整える
・腸内細菌のエサとなり、善玉菌の代謝産物(のPH等)が腸内環境を整える
・腸内細菌の代謝産物が腸壁の栄養源となり、腸内環境を整える
・腸内細菌の代謝産物(ビタミン・短鎖脂肪酸等)が腸壁から吸収され栄養源となる
などの多くのはたらきがあります。
皮膚や身体組織の糖化や肌荒れの対策としても、意識して摂りたい成分です。
ちなみに、ひと昔前まで食物繊維は消化吸収できないとされ、例えば海藻類のエネルギーは0kcalの扱いでした。
その後、腸内細菌が食物繊維をエサとして利用した後の代謝産物の一部が腸管から吸収できることが解明されました。
このため、食物繊維の種類によっては約0~3kcal/g相当のエネルギー源となります。
それでも難消化性成分であるため、3大栄養素(糖質・たん白質・脂質:4~9kcal/g)に比べると、エネルギー源としての利用効率は低いです。
これを利用し、米飯・麺・パン等に食物繊維を多く配合してエネルギー量を調整した製品なども市販されています。
また、食物に含まれる食物背にには水溶性と不溶性があり、異なる特徴を持っています。
次回に続く→
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