たべ新聞

0

お知らせ

熱中症の分類

2021.08.04

こんにちは!管理栄養士の森です(^^)
皆さんは熱中症に分類があることをご存知でしょうか?

 

人間の体では常に熱が作られています(=産熱)
そして作られた熱を体の外へ逃がすことで(=放熱)
体温を36~37℃に保ちます
この産熱と放熱のバランスが崩れることで熱中症は起こります

 

熱中症は程度により大きく3つに分類されます

【分類Ⅰ】
熱失神
 熱を体の外へ逃がそうとすることで皮膚の血管が広がり
 代わりに脳への血流が減ることが原因で起こる
 めまい・冷や汗・一過性の意識障害など

熱けいれん
 汗をかいて水分補給のみを行った場合
 血液中の塩分濃度が低下することが原因で起こる
 手足のけいれん・足がつる・筋肉痛など

 

【分類Ⅱ】
熱疲労
 大量の汗をかいているにも関わらず
 水分補給ができないことが原因で起こる
 全身の倦怠感・吐き気・嘔吐・頭痛・体温上昇(40℃以下)など

 

【分類Ⅲ】
熱射病
 脱水症状の悪化、体温調節機能が働かないことが原因で起こる
 発汗停止・意識障害・全身の臓器障害・体温上昇(40℃以上)など

 

熱射病になると、体温が40℃以上になり
高熱で脳機能に障害を及ぼす危険性もあり非常に危険な状態です

しかし熱中症の前兆となる初期段階(分類Ⅰ・Ⅱ)の症状は意外と気が付きにくく
自覚した時点で症状が進行しているケースも少なくありません

 

どんなに些細なことでも「いつもと違う、おかしい」と
感じる体調変化に気付き、速やかに水分・塩分補給を行い
暑さを避けて休息をとることが大切なのです

栄養士より

2025.10.25化粧品
【皮膚と栄養】948 緑黄色野菜と淡色野菜
2025.10.24ミキ薬局からのお知らせ
【田端店】発酵素材調味料ご紹介イベント 好評につき実施期間延長のお知らせ
2025.10.23化粧品
【皮膚と栄養】947 1日分の野菜の量と内訳
2025.10.22化粧品
【皮膚と栄養】946 冬が旬の野菜
2025.10.21化粧品
【皮膚と栄養】945 旬の野菜
2025.10.20ミキ薬局からのお知らせ
【田端店】発酵調味料のご紹介イベント 本日開催です!
2025.10.18化粧品
【皮膚と栄養】944 濃厚栄養食のご紹介
2025.10.17化粧品
【皮膚と栄養】943 食事に混ぜるたん白質 のご紹介 
2025.10.16化粧品
【田端店】大人向け粉ミルクの取扱いを始めました 
2025.10.15化粧品
【田端店】来週開催のイベントご案内 
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養