クスリと生活習慣
○月21日
以前から喘息治療を受けているBさん(50代女性)が整形外科の処方箋を持参しました。
腰痛のため通院したとのこと。処方には消炎鎮痛剤が含まれていました。消炎鎮痛剤は喘息発作を誘発することがあります。医師に喘息であることは話していな いとのことです。「お薬手帳」をお持ちですが、医師に手帳を見せれば口頭で伝えなくても服用している薬がわかるということをご存知なかったようです。手帳 の活用法を説明しました。
薬剤師のYさんが、5月に研修会に参加した際勉強したことをスタッフ全員に教えてくれました。消炎鎮痛剤服用で喘息を誘発する割合は10%。但し、中年女性の場合は20%
に高まるとのこと。Bさんは危険度が高いことになります。整形外科に電話にてBさんは喘息であることを伝えました。その結果、効果は下がるものの、安全性の高い鎮痛剤に変更になりました。(SI-T)
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