ミキ薬局ホーム > ちょっと立ち寄り情報 > 禁煙指導 > 第53回 治療中の方への禁煙プログラム

禁煙指導




みなさん、こんにちは!いよいよ新年度のスタートですね♪



このタイミングで禁煙してみようかなと考えている方も多いはず。



今回は、「現在治療中の病気があるけど禁煙しても大丈夫かな?」という方への禁煙のススメについてお話します。



 



 



喫煙は、ガン、脳卒中、心筋梗塞、肺気腫、胃潰瘍などさまざまな疾患のリスクを高めますですので、禁煙した方が健康になるということは明らかです。



しかし、禁煙することによってお薬の効き方が変わってしまうこともあるので注意が必要な場合もあります。



 



以下はタバコと医薬品の相互作用をまとめたものです。





医薬品機 序相 互 作 用対 処
テオフィリン喫煙によるCYP1A の誘導喫煙者では、薬物血中濃度が低くなるできれば、血中モニタリングを実施する
プロプラノロール

三環系抗うつ剤

フレカイニド
臨床効果に応じて増量する必要がある
アセトアミノフェン

アンチピリン

カフェイン

フェナセチン

リドカイン
特に注意する必要はない
ペンタゾシン喫煙者では、鎮痛効果が低下臨床効果に応じて増量する必要がある
ベンゾジアゼピン系

抗不安剤
喫煙者では、鎮静効果が減弱
インスリン1)喫煙によるインスリンの吸収低下

2)喫煙によるインスリンの血糖降下作用に拮抗する体内メディエーターの遊離
喫煙者では、血糖コントロールに非喫煙者より高用量のインスリンが必要喫煙習慣の変化によって、インスリンの効果が変化する可能性を患者に知らせておく必要がある
経口避妊薬不明喫煙者では、心血管系の副作用発現が増加禁煙すべき。できなければ他の避妊法に切り替える
ヘパリン喫煙者では、非喫煙者より高用量のヘパリンが必要特に注意する必要はない
ビタミンC、B6、B12喫煙者では、ビタミンC、B6、B12 の血清レベルが低下

 



 



このようなお薬を服用中の方は、お薬の量を調節する必要がある場合もあるので、あらかじめ主治医に喫煙していることを告げ、禁煙する際には必ず主治医に相談してからスタートしましょう!また、これら以外のお薬を服用中の方でも飲み合わせの心配な方は、ぜひ、わたしたち薬剤師に相談して下さい
Smile



 



また、精神系の疾患を抱えた方は、禁煙によって、精神的に不安定になり症状が悪化してしまう可能性もあるので主治医に相談の上、始めた方がいいかもしれません。しかし、症状が悪化したことを「禁煙が原因」としないようにしましょう。そのように考えてしまうのは、「タバコに依存している傾向が強い」ということです。「禁煙したい!禁煙するぞ!」という気持ちがあれば、誰でもチャレンジすることができるのです。



 



「禁煙しよう!」と強い意志が固まったら・・・・



まずは、主治医に相談してみましょう!



そして、無理のないようにゆっくりと禁煙を進めていきましょう!!



 



 



 



新年度スタートをきっかけにあなたにとって大切な家族やパートナーの為にも、もちろん自分の体の為にも禁煙しませんか?



 



 



「禁煙したいなあ~」と日頃から思っているそこのあなた!



「いつか禁煙しよう」ではなくて、”いま”が禁煙する絶好のチャンスです!!



ぜひ、私たちと一緒に始めてみませんか? 



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次回は4/19 サポート例とワンポイントアドバイス(20)です!