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【田端スキンケア】皮膚と栄養㊶ 皮膚をつくるたん白質

2021.08.24

皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

前回のお話で触れた、消化が良く良質なたんぱく質食品についてご紹介します

乳製品・卵・肉・魚・大豆製品のたん白質は、原料の各種アミノ酸のバランスが良く

ほぼ100%体内で吸収利用できる良質な構造です

このたん白質には、加熱によって性質が変化する(変性)という特徴があります

たとえばのたん白質は、半熟にすると変性によって構造がもろくなり

消化液の作用を受け易く生卵よりも「消化が良く」なります

半熟卵はさらに加熱し固ゆで卵にすると、今度は完全にたん白質が凝固し消化液の作用を

受け難くなってしまい「消化が悪く」なります

 

の切身も、刺身よりも表面を炙った『たたき』や軽く湯通しした『しゃぶしゃぶ風

の方が卵の半熟状態と同様に消化が良くなります

煮魚・焼魚も全体に火が通った後は過熱を避けると、ふんわりと消化も食感も良く

召し上がれます (寄生虫・鮮度など生食が不向きな場合は、十分な加熱を配慮しましょう)

また、肉・イカ・タコなどの筋肉組織のたん白質は加熱変性でいったん固くなりますが

さらに煮込む(加熱を続ける)ことにより、今度は特定のたん白質の構造がもろくなり

すっと箸も通る柔らかさになります 

なお牛乳のたん白質はもともと消化が良い構造のため

健康増進や病中病後の栄養補給にそのまま飲んでも安心です(食事制限のある場合は除く)

胃の不調時は、胃を冷やさないよう温めて飲みましょう

 

 

 

 

 

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