化粧品
【MikiLuce(ミキルーチェ)】皮膚と栄養 56 赤色のはたらき
2021.09.10
皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
秋の気配が感じられ、上着を1枚重ねる機会も増えてきました
還暦のお祝いに、赤いちゃんちゃんこを着る場面を見たことが有りますか?
還暦のお祝いは、生まれてから60年で暦を一巡し還ってきたことを
短命な時代に長寿の証として祝ったことが始まりです
暦も新たに、さらに健康で長生きできるよう祝います
この時赤いちゃんちゃんこを贈るのは、赤色が病や邪気を祓い活力をもたらす色であると
考えられているためです
化粧で紅を差したり、赤飯や小豆(Red beans)料理を食べることも同様の理由です
さらに、赤い肌着を身につけると冷えを防ぐともされており、専門店も有るようです
ここで、興味深い実験結果の一例があります
私たちが判別する色の違いは、視覚が認識する光線の波長の差によるものです
いろいろな色の光線を肌に照射した際、肌のバリア機能の修復速度が色によって異なり
赤が最も修復促進作用がある波長の色、という結果になったそうです
メイクアップで赤みの強い色を肌にのせると気持ちが明るく元気になりますが
実際にスキンケアの観点でも意義がありそうです
食品も、赤い色の濃いものは栄養面で優れています
赤身の肉や魚やレバーは、肌の原料となるたん白質や血色をよくする鉄分が豊富ですし
小豆やブドウ、ブルーベリーなどのポリフェノール色素は抗酸化作用が有ります
赤色に限らず、食材の色彩を組み合せて楽しく食べることは、肌や全身の組織に対する
強力なサポートにつながりそうです!
たべ新聞
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