たべ新聞

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【MikiLuce(ミキルーチェ)】皮膚と栄養 62 皮脂の役割

2021.09.17

皆さんこんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です

雪の積もらない地域では冬が迫るにつれ

肌の荒れや皮脂のお悩みが聞こえてきます

低温による血行不良や乾燥、紫外線から肌を守るため

皮脂の分泌が増してべタつきや酸化による肌のゴワつきが生じ易くなります 

特に脳や脊椎や心臓など大事な器官を守る必要性が高い割に皮下組織の薄い箇所である

頭皮・Tゾーン・胸元・うなじ~肩甲骨付近などは皮脂分泌が多いです

その理由は

これらの箇所が陸上で活動する際

紫外線・寒熱・乾燥・刺激や汚れた水に接触した場合に

炎症などのダメージを特に強く受け易いためです

皮脂は皮膚からの水分蒸発を防ぎ外気からの刺激を和らげ

汚れたを弾いて(水中の細菌や寄生虫との接触や有害成分の)浸透を防ぐ

など、私たちの生命や健康を強力に保護してきました

このため、皮膚保護の必要性が増すほど皮脂の分泌量も増加します

角質層の薄い顔の皮膚はなおさらです

気候の厳しい北極地や標高の高い地域に住む人々は

意図的に洗顔をせず、皮脂で顔の皮膚を守っている場合もあります

なお、場合によっては皮脂自体酸化・つまりによって皮膚に刺激となります

皮脂分泌を抑えるには化粧水・乳液・クリーム・日焼け止めのケアで

水分補給・保湿・紫外線対策による乾燥予防を図りましょう

栄養面では

・皮脂の代謝を整えるビタミンB2B6の摂取

 (動物性食品全般に広く含有)

・皮膚を作り健やかに保ち、酸化を防ぐつたん白質ビタミンA・E

 (肉・魚・卵・肝臓・ナッツに豊富)

・コラーゲンの生成を促し皮膚の細胞同士の結びつきを丈夫にするビタミンC

 (野菜・果物に豊富)

を不足なく摂りましょう!

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