化粧品
【皮膚と栄養】485 オリゴ糖
2023.07.27
こんにちは ミキ薬局管理栄養士 畠山です
私たちのお肌や身体、そしてそのコンディションは、食べたものによって作られます
日頃口にしている食品の特徴や食べ方をご紹介します
今回は、オリゴ糖です
特定の結びつき方(構造)をした多くの糖を指す名称です
例えばショ糖や麦芽糖、トレハロースや乳糖などもオリゴ糖です
20世紀初頭、母乳に多く含まれ腸内のビフィズス菌を増やす因子として発見され、以来続々と多種のオリゴ糖が確認されています
砂糖よりも低カロリーで甘味が穏やかなものが多く、たん白質やミネラルの吸収率、腸内環境・便通・免疫・花粉症・虫歯に対する機能性が認められた種類もあります
これらは特定保健用食品や機能性表示食品として市販されています
(粉末タイプもありますが、シロップタイプが多いようです)
他にも、酸や熱に強い・コクや艶を増す・日持ちを良くするなどの特性を持ったオリゴ糖が、食品製造の原材料として活用されています
化粧品成分としては、
・保湿
・製品の安定化
・角質層の脂質と水分の層状構造の形成を促すことによるバリア機能の修復
などを目的として、製品に添加されています
化粧品
- 2024.07.16化粧品
- 【皮膚と栄養】638 食品由来の化粧品成分⑨ 海塩(塩化ナトリウム)
- 2024.07.13化粧品
- 【皮膚と栄養】637 食品由来の化粧品成分⑧ レシチン
- 2024.07.12化粧品
- 【皮膚と栄養】636 食品由来の化粧品成分⑦ コメヌカ(米糠)エキス
- 2024.07.11化粧品
- 【皮膚と栄養】635 食品由来の化粧品成分⑥ コメヌカ(米糠)
- 2024.07.10化粧品
- 【皮膚と栄養】634 食品由来の化粧品成分⑤ ミツロウ(蜜蝋)
- 2024.07.09化粧品
- 【皮膚と栄養】633 食品由来の化粧品成分④ コムギ胚芽油
- 2024.07.08化粧品
- 【皮膚と栄養】632 食品由来の化粧品成分③ 炭酸水素ナトリウム
- 2024.07.06化粧品
- 【皮膚と栄養】631 食品由来の化粧品成分② カラメル
- 2024.07.05化粧品
- 【皮膚と栄養】630 食品由来の化粧品成分① スクロース
- 2024.07.04化粧品
- 【皮膚と栄養】629 Mikiluce薬用保湿ミルクについて㊵ まとめ