健康のレシピ
料理の雑学: 塩味の濃さ②
2011.08.25
普段の食事の味付けが、あなたの好む味の濃さの「基準」をつくります
ひと昔前まで、寒い地方では、
・食品の保存 ・体を温める
といった必要性から、漬物などの保存食や
おかず、調味料全般に、塩分を多く用いて
きました。
生活の知恵ですが、反面、動脈硬化を招き、
高血圧や脳血管疾患を引き起こす大きな要因
にもなっていました。
現代では、家電製品の普及により食品保存や
温度環境に不自由することはありません。
健康を害する量の塩分を、あえて摂る必要も
なくなりました。
けれどもその反面、加工食品や外食の利用が増え、
必要量以上の塩分を摂る機会も増えています。
普段の食事の味付けを、いちど振り返って
みませんか?
濃い味に慣れると、薄い味や素材の風味の
感じ方が鈍ります。
また、年齢を重ねると味の感じ方が変わり、
濃い味を好むようになります。
味付けの濃淡を楽しみ、塩分の摂り過ぎを
防ぎましょう。
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