たべ新聞

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健康のレシピ

野菜をおいしく食べる⑥

2011.10.12

生野菜を食べる

 野菜を生で食べると、鮮度が一番よくわかります。 また、切り方(繊維に沿う・繊維を絶つ)によって、食感に大幅に変化を持たせることができます。

 生野菜は加熱した野菜に比べカサがあるため、たくさん食べようとすると調味料が多く必要になります。

 また野菜表面に水分が多く付着していると、油を含む調味料はからみにくく、きちんと調味しようとすると使用量が増えてしまう場合があります。 このため、野菜は洗ったあとの水分をしっかり除く工夫が必要です。 

 その際には野菜はなるべく切ってから洗い、水溶性ビタミンの流出も防ぎましょう。

 さらに、人参、きゅうり、キャベツ、春菊などの野菜にはビタミンCを壊すアスコルビナーゼという酵素が含まれるため、そのまま生で食べるとビタミンCを壊すおそれがあります。

 この酵素の作用は酸が抑えます。酢やかんきつ系果汁を利用した調味料(マヨネーズやドレッシング、ポン酢、レモン汁など)を利用しましょう。酸味によって塩分の利用も抑えることが出来、一石二鳥です!

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