健康のレシピ
乳・乳製品を食べよう①
2011.10.25
乳・乳製品の種類 �牛乳
牛乳は87.4%が水分、3.8%が脂質、3.3%がタンパク質、4.8%が炭水化物の食品です。(*市販普通牛乳の組成:5訂食品成分表参照)
牛乳は、牛の栄養状態が反映され、季節・環境・飼料により、その水分や栄養成分量が変動します。
例えば、牛も生き物なので夏には水分を多く摂り、エサを食べる量が減る場合があります。このような季節変動により、脂溶性ビタミンAを例にとると、冬の方が多く含まれます。牛乳から分離したバターの黄色味で比較すると違いが分かるようです。
ただし、現代では各種成分の変動幅の許容範囲は厳密に定められており、基準内に収まるように飼育・製造管理が行われています。
牛乳には日本人に不足しがちなカルシウムがコップ1杯200g当たり220mgと、豊富に含まれます。ちなみに成人女性の1日の目標摂取量は600mgです。
また、そのタンパク質は消化吸収が良く、利用効率が高いです。
なお、コップ1杯200g当たりのコレステロールは24mg、エネルギー量は134kcalです。これに近い食品の例としては、8枚切食パン1枚が約160kcalです。
このため、水やお茶のかわりに多量に飲用する「水分」ではなく、液体の「食品」という意識で利用をすることをお勧めします。
健康のレシピ
- 2025.02.22健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】782 花粉症対策⑦ 禁酒・節酒
- 2025.02.21健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】781 花粉症対策⑥ ミネラル
- 2025.02.20健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】780 花粉症対策⑤ ビタミン
- 2025.02.19健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】779 花粉症対策④ 脂質・たん白質の摂り方Ⅱ
- 2025.02.18健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】778 花粉症対策③ 脂質・たん白質の摂り方Ⅰ
- 2025.02.17健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】777 花粉症対策② 腸内環境を整える
- 2025.02.15健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】776 花粉症対策① 内と外からのスキンケア
- 2025.02.14健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】775 チョコレート④ 低糖質チョコレート
- 2025.02.13健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】774 チョコレート③ チョコレートの種類
- 2025.02.12健康のレシピ
- 【皮膚と栄養】773 チョコレート② カカオの栄養