たべ新聞

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健康のレシピ

世界の栄養改善対策

2011.11.07

各国市場の栄養改善の取組みです

 前回は国民の過剰な栄養摂取を国の施策(課税)によって改善しようとする取り組みの紹介でした。

 今回は各国で行われている、不足しがちな栄養の強化の取組みの一例を紹介紹します。(企業や市場の取り組み・NPO事業を含む)

 

�中国の子供用栄養強化牛乳

 中国では子供用の栄養強化牛乳の市場が急成長しています。

 成長期に必要なものの不足しがちなビタミンやミネラルを添加した牛乳を生産し、約3億の人口を占める子供(14歳以下)の栄養改善をはかっています。

�例:イランのナン(パン)やインドネシアのインスタント麺

 世界の26%の国々(2007年時点)では小麦製品に鉄や葉酸などのビタミン・ミネラルを添加しています。

 欠乏しがちな栄養素を、生活の格差や宗教などに関わらず基本的に摂取される食品(主食など)に添加することで国民の栄養状態の水準引き上げをはかっています。

 このため、米や乳製品への成分添加を行っている国もあります。

 

�米国の栄養強化オレンジジュース

 『豊かさ』のイメージが強い米国では、一般にエネルギー摂取量は過剰ですが、低所得者層などにおいて、微量栄養素の不足がみられます。

 価格が低く入手しやすい食品が、いわゆるジャンクフードやファストフード中心で、油脂や炭水化物は過剰です。

 肉・魚・野菜・果物などの生鮮品の摂取が不十分な傾向により、タンパク質やビタミン・ミネラルの摂取量に影響します。

 このため、手軽に微量栄養素が確保できる製品が注目されています。

 特に米国で朝食時の飲用が一般的なオレンジジュースによる栄養強化が、広く普及しています。

 

 

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