たべ新聞

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健康のレシピ

風邪・インフルエンザに罹ったときの食事

2011.11.08

もしも罹ってしまったら・・・食事・栄養

 気を付けていても、もし風邪・インフルエンザに罹ってしまったら、水分と栄養を十分に補給することが鉄則です!

 発熱や下痢・嘔吐によって、飲食物から摂った水分の他、本来体内で利用されているはずの水分もともに失われます。頻繁な下痢や嘔吐により水分が失われるだけではなく、血液のミネラルバランスが崩れ、さまざまな不調のもととなるおそれもあります。 

 スポーツドリンクや、より吸収が速やかな経口補水液(病院売店や薬局・ドラッグストアで販売)を活用し、十分に水分を摂りましょう。

 また、発熱で体温が1℃上昇するごとに、基礎代謝量の10%近いエネルギーが多く消費されます(120kcal前後)。

 咳も1回につき約2kcalのエネルギーを消耗します。

 ちなみに食パン8枚切1枚分が約120kcalに相当します。比較してみましょう。 

 エネルギーの確保には、ゼリードリンク、アイスクリーム、柔らかく煮たうどん、茶わん蒸しなど、消化や喉越しの良いものがお勧めです。食欲が無い時も、食べたいと思えるものから少しずつ摂りましょう。

 果汁配合の野菜ジュースも、発熱により消耗されるビタミンミネラルの補給におすすめです。

 この他にも、新陳代謝が滞ると体力の回復が遅れるおそれがあります。体の細胞の入れ替わり(新陳代謝)には、原料となるタンパク質が特に不可欠です。

 絹ごし豆腐の味噌汁や卵がゆ、缶詰のフルーツを加えたヨーグルトなども、良質なタンパク質を含む食品です。

 症状を長引かせず、薬による治療効果を高めるために、栄養補給によるコンディション調整は十分に行いましょう。お大事にしてください。

 

 

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