たべ新聞

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健康のレシピ

日本古来の調味料③

2011.11.25

梅を使った調味料

 

 まだ味噌や醤油が作られていない頃から、

梅の実は調味料に活用されていました。

 

梅酢:  梅干しを作る際、梅を塩漬けにします。

      梅から上がった塩分の濃い汁が梅酢(白梅酢)です。

      赤紫蘇を加えて漬けた際の梅酢は赤梅酢です。

    「塩梅(あんばい)」というように、味付けの基礎でした。

 

ゆかり:  梅干しづくりの副産物。

       色鮮やかな赤紫蘇には梅のエキスがタップリ!

       乾燥品がゆかりとして市販されているので、

     おむすびや白玉団子・餅菓子・白あんに練り込んだり、

     マヨネーズに混ぜて。

       梅干しを作るご家庭では、壺から引き上げた葉を塩抜きし、

     千切り野菜と一緒に鶏ささみで巻いて焼くなど、活用できる

     素材です。

 

炒り酒: 日本酒1合に梅干し1個をちぎり加え、

    半量まで煮詰めて梅を除いたものです。

      日本酒の旨味や甘味、酸味や塩味が混じり合います。

      鰹節や昆布を加えて風味を増す方法もあります。

      醤油の代用として、刺身などに添えられました。

      近年ではすっかり廃れていた調味料ですが、

    最近再び着目されるようになりました。

 

    

 

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