たべ新聞

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健康のレシピ

日本の味覚②

2011.12.20

〜 うま味 (海藻類)〜

 海苔、わかめ、昆布などの海藻類は、海水の浸透圧や物理的な刺激から守るため、さまざまな成分を体内に蓄えています。

 海藻類の代表的な旨味成分であるグルタミン酸ナトリウムもその成分の一つです。

 また、ナトリウムやマグネシウムなど、海水が由来する各種ミネラル分も豊富で、これが海藻類特有の風味を作り出しています。

 海藻類は乾燥させるとこれらの成分がグンと凝縮されます。

 更に、軽量で、保存性にも優れているため日本各地の産のものが各地に運ばれました。醤油とともに海外へ輸出された記録も有ります。

 日本国内では江戸時代から既に養殖が始められ、昆布や海苔などは産地による風味の違いが料理に合わせて使い分けられ、賞味されるようにもなりました。

   栄養面では、上記の各種ミネラルの他、ビタミンA・B・C、ヨウ素や食物繊維が豊富な上にエネルギー量は低いです。

 近年では、海藻に含まれる水溶性食物繊維の血中脂質や血糖、便通に対する機能や保水性が注目され、健康食品に、化粧品に、と幅広く利用されています。

 

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