たべ新聞

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健康のレシピ

行事食 No.5 節分

2012.01.12

〜 炒り豆(福豆) 〜

 2月3日は節分ですね。

   「鬼は外、福は内」一家の年長者が炒り豆をまき、家族がそれぞれ年の数(または年の数+1) だけ食べます。

 節分に豆をまく風習は室町時代からのものです。

 炒り大豆(射る・マメ:魔滅)を用いるのは、鬼(厄やケガレ)を追出した豆が再び芽吹くのを避けるためです。

 なお、北海道や北東北・千葉県の一部など、殻付き落花生で豆まきをする地域もあります。

 大豆の主成分タンパク質も、落花生の主成分の脂質も、体の熱を作り出すエネルギー源です。また、血行を促すビタミンEが豊富なので、節分に限らず、積極的に食べたい豆です。

 特に、タンパク質は食後に体の熱を生み出す作用があります。冷えが気になる方は特に、冬にしっかり摂りたい栄養素です。

 

大豆が原料の温かい料理例:黄な粉入ホットミルク・湯豆腐・納豆汁 

 特にお勧めは納豆汁です。

 寒冷地では昔、夕食に納豆汁を飲み、1日の農作業や水仕事で冷えた体をあたためました。風味豊かで体ホカホカになります。

 納豆は刻んで汁に加えても、味噌とすり混ぜ溶きのばしても、お好みで。ギをたっぷり加え、仕上げに豆乳を加えひと煮立ちさせても良いでしょう。

*豆乳を加える場合は、味噌の酸で豆乳が分離する場合があります。豆乳を加えた後は長い加熱・沸騰を避けましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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