たべ新聞

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健康のレシピ

旬の食べ物(16) 鶏卵

2012.02.21

鶏卵

 鶏はもともと6〜10個程度卵を産むと、これを巣で抱卵し、雛をかえす習性があります。また、卵がその数になるまで産み続ける習性もあります。

 人間はこの卵を抜き取り、足りない分の卵を生ませ続けることで長い期間にわたり多くの卵を産ませるようにしてきました。

 鶏も生き物ですから、卵を抱いている時期や、暑い時期や寒さの厳しい時期には産卵数は減ります。 

 このため、現在では改良により抱卵の習性をなくし、室内ケージ飼育が主流となっています。

 これにより温度湿度を管理し、親鳥のエネルギー消費を抑え、一定量のエサを与え続けることで、卵の年間の安定生産が実現されました。

 卵は現在価格変動が少ない優良商品とされ、物価の指標にも利用されるまでになっています。

 しかしケージ飼い鶏の卵にも旬があります。

 冬の間は産卵数が減り、親鳥のおなかの中で作られている卵のもと(鶏もつに入っている『キンカン』の部位)がゆっくり熟成されることで、味わいの濃い卵になります。

 野生や、露地の放し飼いで餌をとって食べる鶏では、エサが豊富な初夏が特に産卵の盛んな時期に当たり、卵の旬の時期となります。

 ちなみに卵の殻による栄養成分の差はなく、黄身の色は親鳥のエサの影響を受けます。

 また、賞味期限は、生食で美味しさが保証される期限であって、加熱して食べる分にはこれを越えても美味しく食べることができます。

 ビタミンCや食物繊維やカルシウムを除けば、人間に必要な栄養素をすべて含んでいる栄養価の高い食品です。消化吸収も良いです。

 生産量が少なかった昔は、栄養価の高い高級品として、白身魚と共に見舞いの品に用いられました。

  コレステロールが多いことで昨今敬遠されがちですが、1〜2日に1個程度は食べたい食品です。 (*何らかの摂取制限がある場合を除く)

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