たべ新聞

0

健康のレシピ

行事食 No.22 行事の食事

2012.03.06

供物・直会・祝箸

 前回の行事食No,21で、神様と人が一緒に食事をするお話をご紹介しました。

 これを神人共食(しんじんきょうしょく)といいます。

 また、神様から、お供えした供物(くもつ)を下げ渡して頂き、集まった人々で(神前で)頂くことを直会(なおらい)といいます。

 親族や地域総出の稲刈りや地域の行事の後に行う慰労会も、直会として行われることが多いようです。

 祖先の霊や地域の神様にこれから行う行事の安全を祈り、無事にこれを終えた後で、感謝を捧げ、お神酒や供物を皆で頂く、という心の持ち様は、伝統として残してゆきたいものです。

 

 また、お祝いの席で用いられる「祝箸(いわいばし)」は、白木の柳の木で出来ています。

 中央にふくらみがあり、両端が細くなっています。

 普段、家庭でめいめいに用いる箸は、食べ物をつまむ方だけが細くなっているのに、と、不思議に思ったことはありませんか?

 祝い箸は、人が用いる側と、神様が用いる側、つまり両端が細くなっているのです。

 神人共食用のお箸、です。

 丈夫な柳の木を使っているのは、神様と人の絆をしっかりと結び、祝い事が折れてしまうことが無いように、との配慮によるものなのだそうです。

健康のレシピ

2025.01.22健康のレシピ
【皮膚と栄養】760 レモン(国産) 
2025.01.21健康のレシピ
【皮膚と栄養】759 ブロッコリー 
2025.01.18健康のレシピ
【皮膚と栄養】758 さつま芋
2025.01.17健康のレシピ
【皮膚と栄養】757 キャベツ
2025.01.16健康のレシピ
【皮膚と栄養】756 春菊  
2025.01.15健康のレシピ
【皮膚と栄養】755 小豆  
2025.01.14健康のレシピ
【皮膚と栄養】754 小松菜  
2025.01.11健康のレシピ
【皮膚と栄養】753 長芋 
2025.01.09健康のレシピ
【皮膚と栄養】752 蓮根
2025.01.08健康のレシピ
【皮膚と栄養】751 ほうれん草
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養