健康のレシピ
旬の食べ物(21) 蕨餅(わらびもち)
2012.04.02
蕨餅(わらびもち)
蕨餅(わらびもち)は、蕨の地下茎をたたいて水にさらして採ったデンプンの「蕨粉(わらびこ)」が原料です。
蕨粉を、水と砂糖と一緒に加熱しながら練り上げた餅で、きなこや小豆餡、黒蜜などをまぶして賞味します。
この製法は葛の根のデンプンである葛粉を用いた「葛餅」と類似しています。
関西を中心に、夏の涼味としても愛される蕨餅ですが、俳句の春の季語です。
蕨粉は葛粉よりも稀少なため、通常蕨もちにはジャガイモでんぷんなどが多く使用されます。
そのため、蕨粉を使用した蕨餅には「本蕨粉使用」と表示され、高級品です。
和菓子店ではお目にかかることが出来るようです。(本蕨粉の蕨餅は茶色っぽい色をしています)
冷蔵庫で冷やすと、蕨粉の蕨餅は、熱で糊化したデンプンが老化するために、餅の色が不透明に濁ります。
かたくなり食感も落ちますので、保管には注意しましょう。
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