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旬の食べ物 (33) 琵琶(びわ)

2012.04.20

琵琶(びわ)

 びわは日本の自生種もありますが、果実として利用する種は中国から伝来しました。

 穏やかな甘味が特徴です。  

 そのふくよかな丸い形が楽器の琵琶に似ていることから、「びわ」の名で呼ばれるようになりました。

 日本国内では、生育に適した温度帯が限られ、千葉以北では商業産物としては本格的な生産がされていません。

 生食や、ゼリーなどの加工品に利用されます。

 ホワイトリカーで実や種を漬け込む果実酒には、レモンで酸味を補います。 

 木部は固く、杖や木刀に利用されます。葉はびわの葉茶や入浴剤として、実も種も食用にと利用されます。

 種や葉には青酸配糖体が含まれるため、利用方法には注意します。

 果実を食べた後の種子は、土に埋めると容易に発芽し、育つため、庭木としてたわわに実を付けている木もみられます。

  果実には食物繊維が豊富です。

 また、レチノール当量(体内でビタミンAとして利用される量・レベル)は100g当たりの含有量ではトマトにも勝ります。

 (* 一回に食べる目安量による比較ではありません)

 露地栽培のびわは5月頃が旬です。旬以外の季節にはほとんどみかけない果実のひとつですので、この時期、たっぷりと堪能しましょう。

 張りがあって細かなうぶ毛があり、色の濃いものが新鮮です。

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