たべ新聞

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健康のレシピ

旬の食べ物(40) 枝豆

2012.05.09

枝豆

 手軽なおやつに、ビールのお供に、青々とした香りと甘さ、歯触りが好ましい枝豆です。

  茹でた枝豆と砂糖を粗くすり混ぜて餅にまぶした「ずんだ(豆打)餅」も最近人気が高まっています。

 

 枝豆は大豆を未熟な状態で収穫したものです。

 文字通り、もともとは枝のままゆでて供された「枝豆」は、生で保存する際も枝のままの方が長く鮮度が保たれます。

 洗った生のさやをよく塩でもむと、さやのうぶ毛が取れて食べ易くなります。また、さやに傷がつくことで程よい塩味が染み込みます。

 また、さやごと短時間で茹でるために、可食部(豆)の栄養の損失は一般的な野菜の茹で調理に比べて少なく済みます。

 茹で上がりは水に浸けて冷やすと水っぽくなるため、うちわや扇風機の風を当てて冷まします。

 

 最近では焼き枝豆も注目されています。

 洗ってさやの表面をよく塩もみし、そのままアルミホイルをひいたグリルやフライパン(ふたをする)で、焦げ目がつき表面が塩で白っぽくなるまで焼きます。

 さやの中で蒸し焼きになり、水を使わないので豊かな風味を楽しむことが出来ます。

 

 ちょっと変わった食べ方には、東北の一部の地域で食べられている、さやごと枝豆を味噌汁の具にする方法があります。さやは外して食べますが、汁に枝豆の甘味が移っておいしいそうです。

 固茹でにした枝豆をさやごと糠漬けやしょうゆ漬けにするのもオツです。

 

 最近では欧米でも、油を使わないヘルシーなスナックや酒の肴として枝豆を食べるようになりました。これは日本食として伝わったものです。

 欧米人はもともと豆類の青臭いような特有の臭気を敏感に感じ取り、これを嫌う傾向があります。

 しかし、これまでも日本の大豆食品は健康志向によってその食文化に取り込まれてきました。そうした下地があったことで、枝豆は急速に普及したようです。 

 

 栄養面はビタミンB群や食物繊維、鉄やたんぱく質が豊富です。

 大豆のたんぱく質を構成するアミノ酸には、肝臓の代謝の働きを促す種類も含まれるため、酒の肴に向いているとされます。

 美味しい酒肴で適量を楽しみ、週1〜2日は休肝日も設けましょう。

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