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旬の食べ物(47) トウモロコシ

2012.05.18

トウモロコシ

 6月頃から初秋にかけてが、トウモロコシの旬です。

 醤油で香ばしく焼いて、塩水で洗って蒸して、ミキサーにかけスープにして・・・。

 美味しさが堪能できますね。

 トウモロコシは南米が原産でその色や大きさ、甘さなどの種類はさまざまです。

 食用・工業用のデンプン(コーンスターチ)や糖、油、糊、アルコールの原料として、家畜の飼料として、幅広い目的で栽培されています。

 私たちは未熟なトウモロコシを野菜として、旬の時期に食べています。

 完熟・乾燥させたものは穀類として、主食として、多くの地域で利用されています。

 主食として利用する地域では、他の料理の味を邪魔しない甘味の少ない品種が主流です。

  日本では野菜として食べる際の甘味の強さを追求して品種改良を重ね、果物並みに甘い種類も作り出しました。(糖度14%前後とリンゴや温州ミカンに匹敵する種類も市場に流通しています)。

 トウモロコシは収穫後もどんどん呼吸し続け、蓄えた糖質をエネルギーとして利用するため、収穫直後から甘味を失ってゆきます。

 また、糖度が高いために傷みやすいのも特徴で、穫れたてをいかに早く加熱調理して食べるか、が最大の課題です。

 たとえば、缶詰や冷凍コーンは、収穫直後の数時間で加熱加工を終えた後に保管・輸送されます。

 このため栄養や糖度の損失が少なく、条件によっては生のトウモロコシに勝ります。

 ・・・けれども、はじけそうな粒の並んだトウモロコシにかぶりつく楽しみには代え難いですね。

 新鮮なものを見つけたら、時間との勝負です。

 早々に食べましょう!

 

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