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旬の食べ物(52) 夏みかん

2012.05.24

夏みかん

 夏みかんは昔山口県に漂着した果実の種を栽培し、広まったものです。温州ミカンの5倍程度の重さの果実がたわわに樹に実っている様子は見事です。

 明治に入り、士(さむらい)はその身分と職を失ったため、生活の糧を得る手段として、夏みかんの栽培が推奨されるようになりました。

 現在では九州から静岡県、千葉など幅広い地域で栽培されています。

 生食のほか、砂糖漬けやジャム、リキュールなどをはじめとする加工食品に利用されています。

 夏みかんは秋に実をつけますが、冬を越し、春が過ぎ、初夏のころにようやく甘くなります。

 後に、品種改良により甘夏みかんがつくられ、現在では糖度が高く外観も美しい甘夏みかんの品種が増えています。

 なお、夏みかんに含まれる苦味成分ナリンギンは、薬の効き目に影響する成分です。

 処方箋の薬を飲んでいて、医師や薬剤師からグレープフルーツジュースが禁止されている場合には、夏みかん・甘夏みかんも同様に、食べることは避けましょう。

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