たべ新聞

0

健康のレシピ

旬の食べ物(59) 鱧(ハモ)

2012.06.04

鱧(ハモ)

 8月が産卵期のハモは、6〜7月頃が最も美味しい時期です。

 日本海側にはほとんど生息せず、西日本で食べられる魚です。

 特に7月の夏祭りで訪れる観光客に、その時期が旬のハモ料理の知名度が高まり、ハモといえば京料理というが印象付けられました。

  もともと細い骨が身全体に走り食べづらいハモを、「骨切り」の技術を駆使してまで食べようとしたのは、生きたまま運ぶことができる数少ない生命力の強い鮮魚だったからです。

 骨切りによって、その淡泊でふんわりとした白身の上品さや触感を賞味できるようになりました。湯引きやしゃぶしゃぶ、焼き物などが知られています。

 京都以外の地域(関西地方)では、その食べづらさのため、ハモは主にすり身に加工され、練り製品の原料として利用されます。

 ウナギの仲間で、夏に食べると精がつくといわれる魚です。脂がのった身はこくがあり、栄養面では脂溶性のビタミンAが他の白身魚よりも若干多いのが特徴です。

                     ハモの骨切り包丁(写真) 

 

 

健康のレシピ

2025.09.05健康のレシピ
【皮膚と栄養】915 防災とお肌の健康⑬ 糖質とビタミンB1
2025.09.04健康のレシピ
【皮膚と栄養】914 防災とお肌の健康⑫ 旬の食材
2025.09.01健康のレシピ
【皮膚と栄養】912 防災とお肌の健康⑩ 田端店 防災イベントのご案内    
2025.09.01ミキ薬局からのお知らせ
【2025年9月】ミキ薬局各店で栄養相談を行っています
2025.08.29健康のレシピ
【皮膚と栄養】911 防災とお肌の健康⑨ 皮膚バリア機能の保持   
2025.08.28健康のレシピ
【皮膚と栄養】910 防災とお肌の健康⑧ 食物繊維  
2025.08.26健康のレシピ
【皮膚と栄養】909 防災とお肌の健康⑦ たん白質と体の水分量 
2025.08.25健康のレシピ
【皮膚と栄養】908 防災とお肌の健康⑥ たん白質を確保!
2025.08.23健康のレシピ
【皮膚と栄養】907 防災とお肌の健康⑤ 非常時の食事とお肌
2025.08.22健康のレシピ
【皮膚と栄養】906 防災とお肌の健康④ 水分補給と皮膚の保湿
ページの先頭へ

季節のこんだて

ミキ薬局おすすめ

健康のレシピ

スポーツ栄養