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健康のレシピ

旬の食べ物(90) 注意したい夏の『食べ合わせ』

2012.08.13

注意したい夏の『食べ合わせ』

 高温多湿な日が続きますが、体調管理は心がけていますか?

 夏が旬の食べ物や、水分をしっかり摂りましょう。

 昔から言い伝えられている  『食べ合わせ』 は、根拠のないものもありますが、理に適ったものもあります。

 ここでは、夏に気を付けたい 『食べ合わせ』 をご紹介します。

 �スイカと天ぷら・かき氷と天ぷら

 �ナスの漬物と冷たい蕎麦

 �スイカと酒類   

 �水分と油分の組合せです。

 大量の水分摂取で胃液が薄まり、冷えて血流が悪くなった胃に油の多い揚げ物を摂ると、胃腸への負担(胃腸の動き・消化液の分泌)が増えます。

 消化不良による体調不良を防ぐために、この組合せは好ましくないとされます。

 また、このような状況から胃液が薄まったり分泌量が減ることで、食品と共に取り込まれた菌の増殖による食あたりや胃腸炎の発生の危険が増す可能性があります。

 衛生面の管理が十分でなかった時代には現代よりもはるかに切実な問題であったと考えられます。

 �ナスをはじめとする夏野菜は、漢方の考え方では体を冷やす野菜の分類に入ります。このような食品と冷たい食べ物の相乗作用で体を冷やすことを避けるようにとの例です。

 なお、薬味に生姜やネギを用いたり、蕎麦や組み合わせる食品を温かくして食べるなどの工夫で、胃腸の冷えを緩和することができます。

 �スイカに多いカリウムや、酒のアルコール分には利尿作用があります。

 また、アルコールは肝臓で代謝・分解される際に多量の体内の水を消費します。

 ただでさえ汗によって水分を奪われる季節です。

 食欲が落ちて食べる量が減ると、食品からの水分摂取の量も減ります。

 ここで脱水症状を防ぐためにと、更に冷たい飲み物を摂ると、胃腸の負担は一層増え、おなかをこわしやすくなります。 

 

 水分や冷たい物の摂り方に注意して、この夏も健康に乗り切りましょう!

 

 

 

註) すいかやかき氷、天ぷら、冷し蕎麦が普及したのはおおむね江戸時代以降のため、これらの食べ合わせに関する言い伝えもそれ以降に生まれたものと考えられます。

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